説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

入試直前

2月25日、26日に行われる、ある大学の農学部の社会人入試に向け、勉強の最後の追い込みをしています。
 
化学の勉強が、本格的に着手したのが遅すぎて、まだ学力不足なままです。受かる確率は低いでしょう。ただ、この農学部は、第一志望ではありません。他のある大学の理学部にも併願していて、本命はそっちです。この農学部の入試はじゃあなんのために受けるのかというと、受験を通じての学力アップ、視野を広げる事、これらが主要な目的です。やはり試験を受ける以上、落ちたくはないですからね。必死こいて化学の教科書に取り組んでます。こういう勉強は、入試の醍醐味です。楽しいです。
 
来週ブログを書くときには、もう受験は終わってます。どういう状態になっているか…。

「世代」についての考察

今回は、「世代」について思うところをエッセイにまとめてみようと思います。
 
俺は、1979年生まれ。現代用語を使うと、「ロストジェネレーション」の一人だと言えるでしょう。俺もあんまり詳しくないんだけど、適齢期に就職氷河期真っ只中で、諸々ひどい目にあってきた世代という意味だと解してます。で、俺ら世代は、この「ロスジェネ」という名前が付く前は、「団塊ジュニア世代」などとも呼ばれていた気がします。「団塊の世代」とは、太平洋戦争が終わった直後にベビーブームというのがやってきて、その時期に生まれた世代のことを指します。戦争が終わって、さあ、新しい時代がやってくるんだ、ワッセワッセ、と、生み育てられた世代ですね。人数も多いです。で、その団塊の世代が成長して、その家庭から生まれた次の世代が、俺ら「団塊ジュニア世代」というわけです。
 
団塊の世代は戦争を完全に知りません。ということで、戦争を知っている世代から敬遠され、新人類、ものがわかるとは思えない、という思い込みに苦しめられてきたことと推察します。しかし、戦争をしる世代も年をとってきて、だんだん団塊の世代が社会の中枢を占めるようになります。そうすると、何が起こったか。受けてきた教育が完全に違うわけです、戦前派、戦中派とは。さらに、さらにです。俺、思うんだけど、団塊の世代が特徴的なのは、受けてきた教育の内容が違うことに加えて、家庭環境、生まれてきた家庭の、構造と言うんですかね、それが徹底的に違うからなんだと思うんですね。
 
確かに、アメリカがやってきて、教育が変わった。しかし、それだけでは団塊の世代がなぜあそこまで行動力があったのかの説明がつかない。安保闘争、とか。教育のせいだけなら、戦中派の方々だって、変わったあとに教育受けたんだから。でもね。それだけじゃない。親がどういう思いで子作りをして生まれてきた子供だったのか。それが違う。戦争が終わった!新時代がやってくる。さあ、子供を産もう!という気持ちで、生まれてきた子供だったんです、団塊の世代というのは。教育に加えて、家庭環境が、そういう構造になってる。教育する側に、新時代を担っていってほしい、という熱意が特に込められていたと言えるのではないか。だから、特別、行動力にあふれる大人へと成長した。そう思います。
 
さて、時代は流れ、団塊の世代も年を取りました。その下の世代が、実質的に社会の中枢を担っているのが現状です。その下の世代は、ちょっと古い言葉ですが、「なんちゃってクリスタル世代」という名前がついていたかと思います。田中康夫の小説で、『なんちゃってクリスタル』というのがあるんです。そこに描かれた若者像が、非常に特徴的だということで、世代を表す名前に使われるようになったものと俺は理解してます。団塊の世代のように大風呂敷を広げることは決してせず、スマートに、現実を見ながら、さらりと生きていく。
 
団塊の世代が、大風呂敷を広げ、あらゆる方面に踏み込んだ結果、ビジョン・夢には困ることはなかったもの、秩序は乱れ、団塊の世代本人たちがいなくなったあとはどうなっちゃうの?誰が責任取んの?という状況が至るところで生じていたと思います。その一つが、家庭教育。団塊の世代の教育方針は「俺について来い」タイプで、考えさせ成長させる、いい意味での放任を一切しなかったため、ニートが激増。なんて、簡単にひとくくり出来はしないことは重々承知ですが、団塊ジュニア世代というのはそのように育ってきたと、とりあえず、一つの意見として言わせてください。
 
団塊の世代が去り、団塊ジュニア世代やその下の世代、例えばゆとり世代なども含めて、その人々を束ねていくリーダーの役目は、今やなんクリ世代が担っています。
 
団塊ジュニア世代=ロスジェネにとって、これは、とてもいいことだと思うんですね。なんクリ世代は、基本、優しい。受け入れてくれますから、ありのままを。そして、長所である「実社会で生きていくための現実的なセンス」も、ロスジェネに一番足りないもので、必要としています。そのような現実的なセンスを、俺らロスジェネは、なんクリ世代から教えていただき、成長していくべきです。
 
ちなみに、残念ながら、ゆとり世代はロスジェネのことが大嫌いだと思います。京アニ事件、カリタス事件がありましたから。なんクリ世代の子世代であるゆとり世代たちには、なんであんなになるまで家庭の中がメチャクチャになるのか、想像できないことでしょう。下の世代からの突き上げの圧に押しつぶされる前に、ロスジェネは成長し強くなっていなければならない。残された時間はそんなに長くありません。
 
今回の記事、結論はありません。ただ、普段思っていたことをつらつら書き下してみました。

物理の先生と喧嘩した過去を振り返る

今回の記事では、最初の大学での日々を簡単に振り返ろうと思います。主に物理の先生とのバトルについてです。
 
前記事「化学・生物選択者で、あとから物理をやり直そうとしてる人へのエール」は、まずまずの自信作でした。今週は、これに比べたら内容もレベルが落ちます。すみません。具体的に言うと、ブログを読んでくれてる読者への貢献度をあんまり意識できてなくて、過去のつらかった体験をみんなに話すことで自分を浄化させようとしてる記事なんです、今回は。
 
一浪して、悪くない大学に無理やり入ったはいいんですが、理数科目に全くついていけませんでした。並行して、激しく時間と体力を消耗するバリバリの運動部に入ってしまって。そこでメチャ頑張った挙げ句、燃え尽きて1年で辞めてしまったのです。その間、大学の授業はサボりまくり、単位を落としまくり。
 
で、運動部を辞めたときに、自主留年をして、もう一度一年生からやり直したのですが、運動部を挫折した心の傷は深く、落ち着いて勉強に本腰を入れることが全然できなくなっていました。目的を見失って、短期アルバイトに明け暮れる日々。そうこうしてるうちに、大学2年目も過ぎていきました。
 
これではいけない、と、休学しました。休学して、そして、9時17時のバイトというのを、始めました。都心にある小さな医療機器輸入販売代理店で。そこで、海千山千を乗り越えてきた名物社長に、とっても可愛がってもらったんです。めちゃくちゃご飯とかお酒とかをおごっていただきました。仕事も、だんだんに覚えていって。ところが、些細なことが原因で、半年弱で俺はここも辞めてしまいました。本当にこれは後悔しています。しかし、社長にかわいがっていただいたことで回復した心は本物で、俺は、仕事をするためには語学と数学が必要だ、と、心底納得し、語学と数学を極めるために大学に戻るべき、と判断しました。そして、休学を解いて、大学に復学するのでした。
 
復学して、真面目に勉強したのですが、語学は軒並み、うーん、自慢ではないのですが点数は高かったです。ところがですね、数学とか物理学とかが、全くわからなかった。努力はしたのですが、わからなかったです。で、物理の先生に、質問に行きました。力学が、授業が何を言ってるのかがさっぱりわからないのですが、もしやこれって、まず、ここで扱ってる空間の概念はユークリッド空間である、と明示しなければいけないんじゃないんでしょうか?そうでないと、もしこの空間が非ユークリッド空間だった場合、微積分の値が変わってくるんじゃないでしょうか?で、そういう本当に正確な議論を積み重ねていって、物理学を習得し、生物学に活かしたいのですが?
 
復学したときに、また自主留年をして、2回留年してしまっていた俺には、もうさらなる留年は制度上できませんでした。
 
物理の先生は、俺のこの質問に、満足に答えてはくれませんでした。俺も、大げさではありますが、(社長に愛されて編み出した)学問上の方針の問題なので、譲れず、話し合いは平行線をたどりました。俺は、自分は授業で扱ってる内容の不備を指摘して、そこを埋めようとしてるんだから、そこに回答してほしかったし、できないんだったら、自分でやるんで、時間の猶予がほしい、それは当然の権利だ、と、激しく思いました。
 
話は教務委員会にまで上がりました。教務委員長の教授が現れ、俺の頭越しに、なんと両親に連絡が行きました。そして、教務委員、両親の双方から、お前が間違っている、お前が折れなさいと迫られました。具体的には、ユークリッド空間だの何だのとごちゃごちゃ言わず、教科書どおりのことを暗記しなさい、納得できなくても。結果的には、俺に対してそのような要求がなされました。
 
並行して、俺の精神はクタクタになっていて、また休学して精神を休ませたいと思うようになっていました。ので、教務課に4月からの休学申請をしました。ところが、そこにその教務委員長の教授が介入し、ちょっと待て、このゴールデンウィークを使って物理のレポートを書きなさい、というのです。しかし、書けなかった。で、やはり休学したいですと手続きを進めようとしたところ、もう5月に入ってしまったので休学はできません、授業料が発生しています、払ってください、と教務課から求められました。俺は猛烈に苦しみました。苦しんで苦しんで、結局、その授業料は、払いました。悔しかったです。俺は力学の授業内容の不備を指摘し、その理論的な穴を自力で埋めようとしただけなのに、不当にお金を払わされた。そう思いました。
 
この話は、さらに退屈で陰惨な続きが延々と続くのですが、それを全部書こうとするとブログが余計に長くなるし、今回はここらへんで終わりにします。
 
悔しかった。それで、世の中に対する態度が、斜に構えるようになって、その結果、その後、何をやってもうまくいかなくなる。そして、坂道を転げ落ちるように、ぶっ壊れていく。というのは、どうなんですかね、世の中のどれくらいの割合の人が、実感として理解してるんだろう。こういうのは、実際体験してわかるというのは痛すぎるので、読書とか、体験談を聞くとかして間接的にわかって、そのような境遇に陥ることを避けるべき事柄だと思います。
 
幸い、今の俺は、余計に年を食いましたが、落ち着いて勉強できる状態にはなってきています。仕事をしながら数学をまずまず勉強もしたし、既に。まだ実数論の本当に細かいところまでは進んでいませんが、その入口くらいには到達しています。その上で、ある大学に、社会人入試で入ろうとしてる。さあ、ブログを書くのも今週はこれくらいにして、社会人入試に向け、受験勉強を再開しますかね。これからいくらでもリカバリーがきくさ。前向きに努力を続け、人を恨まず、まっすぐ生きていきたい。

化学・生物選択者で、あとから物理をやり直そうとしてる人へのエール

今回の記事では、「高校で理系を志望したものの物理・化学を選択せず化学・生物を選択した人間が、その後、物理学を理解したくなってしまった場合の巻き返しの方法」について、一緒に考えたいと思います。
 
これは難しいと思うんです。というのは、俺ももろにそうなんですが、もちろん生物学が好きだから化学・生物を選択したわけなんですが、この選択には多分に、物理がわかんなくて嫌い、という動機も働いていると思うんですよね。みなさんは、どうですか。だから、大学に進んで以降、物理を独学でやり直すというのが、本当に困難を極めます。
 
物理に対してメッチャ抵抗する心をなだめすかしながら、また、大学生活で起こる友人関係トラブルやら家族関係の変化やらに対処しながら、取り組んでいかなきゃなりません。なので、シンプルに考えることすらできない。シンプルに考える、とは、やり直すならまず高校の検定教科書を見てみようか、とか、そういうたぐいのことです。
 
このブログはほとんど誰も見てませんが、万が一、物理のやり直しに苦戦している化学・生物選択者がこれを読んでいたら、と仮定し、まず、そのような「シンプルなアイディア」を、ここに列挙します。
 
・高校の検定教科書の『物理基礎』『物理』と、教科書掲載の問題に対する解答が載ってるガイド本を入手。数研出版だったら、「教科書ガイド」ってやつ。で、普通に、教科書を読んで、載ってる問題を解いて、教科書ガイドで答え合わせ。これを、ぐるぐる何周もする。
NHK高校講座の「物理基礎」っていうテレビ番組を見る。過去の放送をインターネットで見ることができるので、新番組への切替のタイミングにぶつかりさえしなければ、一気に1年分見ることができます。
・高校生・受験生向けの参考書に手を出す。俺がインターネットで得た情報によると、人気の著者は漆原先生、浜島先生、橋元先生、為近先生など。
スタディサプリ。有料だが、動画コンテンツが豊富。また、このスタディサプリは「合格特訓コース」というサービスを提供しており、これを使うと先生に質問ができるようです。
 
こんな感じだと思います。俺の場合は、検定教科書は入手済み、で、一応少なくとも1周はしたはず。で、NHK高校講座の「物理基礎」も全部見ました。それから、学参は、俺は漆原先生がわかりやすそうだと思ったんで、参考書を入手して、一応やり通しました。『物理基礎・物理が面白いほどわかる本』ってやつ。力学・熱力学編、電磁気編、波動・原子編の3つがあります。スタディサプリは、俺自身はまだ試してないです。
 
大人向けの物理の解説書のようなものが、本屋とかに置いてありますが、楽して身に付けられるような生易しい分野ではないと思うんですよ、物理というのは。それが、簡単にお手軽に一冊だけでわかる、というような言い方をしている本は、俺は嫌いです。それより受験生向けの本とか動画とかが、良いと思います。
 
物理を嫌いになってしまったのには理由があると思います。中学で当たった先生が相性が合わなかった、とか、いろいろつらいこともあっての現状でしょう。しかし、なんとか、嫌がる心をなだめすかし、ストレートに、物理を基礎からマスターしようというスタートラインに、愚直に立つことです。生物学を極めようとする中で、物理学を、生物学の理解のために学び直そう、というモチベーションが生まれるのは本当にごくごく自然なことだと思います。一緒に頑張りましょう。
 
俺の現状としては、繰り返しになりますが、高校の検定教科書をぐるっと見て、で、漆原先生の『面白いほど』をやった。ここまでです。さらに進展したら、またこのブログで報告します。面白いほどの上のレベルの漆原先生の本としては、『明快解法講座』、『最強の88題』があります。実はもう入手済みです。さらに、浜島先生の『実況中継』、山本義隆先生の『新・物理入門』なども、しばらく前に買っちゃって、本棚に並んでます。これらをきちんとやったら、ゆくゆくは、『ファインマン物理学』をやりたいなあ、と、本気で考えてます。
 
DNAとか、分子ですからね。物理、量子化学などを理解したくなるのは、生物学をさらに追求しようとしたら、やりたくなるのは当たり前です。
 
物理の本を書く人って、当然物理が専門だから、生物学畑の住人にフレンドリーな書き方をしないということが、往々にしてあると思います。このブログでは、その問題を少しでもケアできたらいいなあと思うんです。例えば力学に使われる数学の概念一つとっても、そこで前提されている空間はユークリッド空間ですか?とか、生物学的にはかなり大事なことだと思うんですよ。生物の体を力学的に解析しようとした時、生物の体というのはちょっとミクロに見れば細胞で構成されていて、さらにミクロに見れば分子です。限りなく密に詰まった点の集まりではないんです。じゃあ、非ユークリッド空間だとしたら、微積分の計算結果がどう変わってくるのか。そういうことを、最初の最初から考えたいのに、それは専門的すぎるからと、数学科の学生だけが後で専門的にやればいいから、と、扱わない。そんなんじゃあ、生物学を志す人間が満足するわけがない。
 
いつか、生物学者目線で完全に書き下した、理論的にも正確な数学・物理・量子化学の参考ブログを、完成させたい。今までこの問題で散々苦しんできた俺の、それが願いです。

今後の勉強計画

今回の記事では、今後の勉強計画について考えていきたいです。
 
とりあえず、現状把握から。大昔に大学中退してそのまんまになってるという今。社会人入試、2校併願してます。分野は生物学。しばらく前に発見した、とある大学の農学部と、年明けに発見した別の大学の理学部。で、今は、理学部の方が本命です。で、その理学部の方は試験そのものがなく、書類選考のみで決まります。農学部の方は試験があります。試験科目は英語、理科1科目(俺は化学を選んだ)、面接です。
 
で、農学部の方の試験に照準を合わせて、化学をやり直してる最中です。エンジンがかかるのがおそすぎて、化学の学力アップが間に合わず、おそらく合格点を叩き出すことはできないでしょう。それでも、受けるだけ受けては来るつもり。実戦の現場を踏むということに意義があると思うので。農学部の先生方と、面接で直接触れ合える機会も大事にしたいし。今、ちょうど、化学の検定教科書をざっと見直す作業が切りのいいとこまで終わったんで、ブログを書きに来たところなんです。
 
で、本題の、今後の勉強予定について…。とりあえず、農学部の試験日までは化学と英語をやるつもり。使う教材は、化学は、高校の検定教科書(数研出版のやつ)を主に。3周はしたいです。たった今、1周目を終えたところというわけです。英語は、化学ほどには箸にも棒にもかからないわけでもないので、化学の合間にちょこちょこと。旺文社の英検教材の、英検準1級の『パス単』ってやつをコツコツ見ておこうかなという心づもり。
 
で、農学部の入試が終わり次第、理学部のプログラムに合わせての勉強を開始します。この理学部の社会人入試は、すぐに入学が認められるわけではなく、1年余計にかかるんですわ。まず「科目等履修生」というのになって、指定された5科目の生物学の授業を成績優秀で単位取得し、さらに英語の試験も突破すると、次の年からの入学が認められるという段取りです。なので、生物学をまずやって、合間に英語もがんばる。つっても、首尾よく理学部の科目等履修生として合格していればの話ですが。まあ、合格していたと仮定して、生物学は、高校の検定教科書を入手、ざっと読んでいく。数研出版のにしようかなと思ってます。それと、「学習ブックス」っていう出版社が出してる『教科書ガイド』も必要ですね。並行して、シラバスをチェックして、履修する生物学の授業の指定教科書を入手、勉強。並行して、英語。英検受験が趣味で、この前2級を取得したんです。なので、その続き、準1級にチャレンジ。旺文社の、『総合対策教本』、『過去6回全問題集』、それと、『パス単』、あと『文単』あたりが必要になってきますね。
 
生物学の科目履修とその後の英語の試験は、前期で終わります。それに、首尾よく合格した場合、後期、2021年10月〜2022年3月までが、まるまる空くことになります。理学部の生命科学科に、社会人入試の制度を使って入ろうとしてるわけですが、この残りの半年間を使って、さらに一般受験でこの同じ大学の理学部化学科にチャレンジしてみようかなと計画しています。二次試験の試験科目は確か数学、理科2科目だったはず。この一般受験のチャレンジを通じて、数学、物理、化学の学力をアップさせようという狙いです。
 
数学は、マセマ出版社の参考書が大好きなので、それをやります。『初めから始める』シリーズ、『元気が出る』シリーズ、『合格!』シリーズは全部2周か3周したことがあって、数学検定も趣味で、数年前に準1級を取得しました。そこからの続きで、忘れてればもう一回初めから始めるシリーズなどから再スタートも悪くないでしょう。で、順次、レベルアップして、マセマのレベルの高い参考書にも手を出したい。
 
物理は、検定教科書をざっと見るところまではこの前やったんです。別の理由で…。ひょんなことから、建築の道を志していたんです。で、物理が必要だと思って、数研出版の検定教科書をざっと見て、で、さらに、漆原晃先生の『面白いほど分かる本』シリーズも全部ざっとやってみたことがあります。これの続きをやる。同じ漆原先生の『最強の88題』も、もう入手済みなんで、やりたいっすね。
 
化学は、とりあえず農学部の試験をペースメーカーに検定教科書をざっと見るところまでは終わってるとして、石川正明先生の『原点からの化学』シリーズに手を出したいですね。『化学の発想法』とか。さらに、このシリーズをコンプリートしたら、『新理系の化学』シリーズにも手を出したい。
 
そんなこんなをしてるうちに、2022年になってしまうでしょうから、粛々と共通テストを受験し、で、二次試験で、理学部の化学科を一般受験。
 
で、結果はどうあれ、2022年4月から、その理学部の生命科学科で1年生として勉強スタートです。数学、物理、化学、生物をフルに使い切っての研究活動を展開したい。

化学の高校検定教科書、読んでます

久々に、軽く自己紹介から。年齢40を超えてますが、もう一度生物学者になる夢を追いかけてます。社会人入試をしようとしてて、しばらくは、ある大学の農学部固執していました。が、年が明けてから、別のある大学の理学部も社会人入試をやってることを知り、農学部より理学部のほうが良い、と、方針転換しました。
 
で、その理学部のホームページを読み込む作業と、出願書類に含まれている800字の「志望理由書」の起草の作業を、ガリガリやってたんですが。昨日(1月16日土曜日)、ひと段落つきまして。で、昨日の夜から、別のことをし始めました。
 
農学部の方も、もう受験料は支払ってしまったんで、受験だけはしてきます。で、その試験というのが、英語、化学、面接なんですね。で、特に化学が、20年以上前の受験生時代からずっと、やってないから、全部忘れてしまっています。んで、昨日の夜から、化学の検定教科書を読み始めたんです。
 
2020年の初夏あたりに、別の理由で、化学をやろうとしたことがあり、手持ちの検定教科書を途中まで読みかけたままになってた状態だったのを、再開した形になります。俺と一緒で年の行った方はご存じないかもですが、最近の高校教科書は、理科の場合、化学なら「化学基礎」「化学」と2冊に分かれてるんです。その、「化学基礎」の方は一応一回読み終わってて、「化学」の方を3分の1くらいまで進んでたかな。で、その続きから。
 
やれ、疲れただの眠いだのと、休みの日には昼まで寝てる生活が続いてましたが、方針決定や情報収集のフェーズではなくなり、教科書を読み進めるのだという明確なミッションができたことで、気分も変わりました。今日は、なんとか朝まともな時間に起きて、図書館にこもり、正味、計7時間くらいですかね、勉強してきました。まだまだ短いですけども。
 
農学部の入試を機に、成長する。そして、理学部の社会人入試を突破して、そして、生物学を学びたい。
 
ちなみに、理学部の社会人入試の方は、各科目の試験や面接などはなく、書類選考のみで決まります。
 
あー、化学やってて、楽しいっすね。俺のやりたいことのために、確実に役に立つことをやってる実感、手応えがあります。もっともっとがんばろう。
 
今後、化学だけでなく、物理学、生物学、数学、英語なども、基礎からやり直すことになります。使ってる教材だとか、勉強の進め方などについても、このブログで報告して、皆さんの参考にしてもらえるようにできたらいいなと思ってます。

農学部は記念受験だけはしてくることに。本命は理学部

一つ前のブログを書いてる最中に、ないと思っていた、「生物学が学べる理学部の社会人入試」が存在することを知りました。
 
それから、その理学部のことについて、調べました。調べれば調べるほど、素晴らしいことがわかってきました。
 
で、今は、今まで検討していた農学部の社会人入試は、記念受験だけにとどめ、本命はその理学部の方へと心が傾いてます。農学部、もう受験料を払い込んでしまったし、面接で先生方と直接話せる機会は大事にしたいので、一応受験だけはしてくるつもりです。
 
で、その理学部の方ですが、一年余計にかかるんです。まず生物学の指定された5科目を履修して、一定以上の成績を取ること。さらに、英語力の試験も課され、それらをクリアしたら、一年後に入学を認められます。
 
今は、その科目履修をする、科目等履修生というんですが、それに応募するべく、その理学部への800字の志望理由書の文案をひねり出そうとしてるところです。
 
あとは、お金の工面です。これが大問題。なんとかなりそうではあるのですが。がんばって計画を立てます。