説明責任社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

02-01 本や映画などの感想

『グレート・ギャツビー』(村上春樹訳)読書感想文

今更だが、今一度『グレート・ギャツビー』の、中央公論新社の村上春樹訳を読み直してみた。 この小説の英語の原文を暗記するという方法で英語の勉強を進めている最中で、一回でも暗記作業を済ませたことのある第3章まではもうさすがに読み直すまでもないと…

『デイヴィッド・コパフィールド』読書感想文。ネタバレ!まだ読んでない人はご注意を

絶版になってる岩波文庫版をAmazonの中古で入手し(割高だったが)、今、最終第5巻を読み終わったところ。読み終わった直後のこのタイミングで感想文をしたためておこうと、マクドナルドに飛び込んだところである。 エミリーの発見とアグネス救出作戦とが立て…

『デイヴィッド・コパフィールド』岩波文庫版第3巻の感想

主人公の恋する相手の女性がどんどん現れ、それぞれ全く違う衝撃的な言動をかましまくる。さすが世界の十大小説に選ばれただけある、登場人物たちのキャラ立ちっぷりは本当にすごいの一言。 大長編あるあるかもしれないが、読んでる最中に、読者である俺の事…

『デイヴィッド・コパフィールド』第9〜20章まで読んでの感想

まず、前回の第8章までの感想文に書きそびれたことから、書こう。母親との関係の描写が非常に丹念だと思った。母として、子供であるデイヴィッドにかけてくれる愛情とともに、女としての人間の本性もすっかり書いてしまってくれている。お母さんの、そういう…

『デイヴィッド・コパフィールド』第1〜8章の感想。多彩な登場人物、主人公の弱い心の描写が秀逸

今は英語をメインで勉強中の大人です。英語で書かれた小説の原文を1ページ分くらい暗記しながら読み進める、という勉強法を実践中。この年末年始でよく考えた結果、四分の一くらいまでこの方法で進めてきた『グレート・ギャツビー』を中断し、新たに『デイヴ…

『古代への情熱』感想。夢のためにがんばりとうとう成功した稀有の人物、シュリーマン

シュリーマンの『古代への情熱』を読み終わった。読んだ直後の状態で、早速感想文をここに書き残す。 語学で食い扶持を稼ぎ、夢である生物学研究へと進んでいきたい、ついては語学の天才であるシュリーマンの本を読み直して、今の自分の語学勉強法にテコ入れ…

『動的平衡3』感想。

読書感想ブログを最近よくアップするが、ここらで、スタイルをもっと考えたほうが良い。酔っ払いのぶつぶつみたいな文章で終わってるようなブログ記事を乱発してしまってる気がする。 少なくとも、何が書いてあるかのざっと紹介くらいは必ず含まれてるように…

『動的平衡ダイアローグ』読書感想

福岡伸一の『動的平衡ダイアローグ』を読了した。感想文をしたためておきたく、このブログ記事を書いている。 これで福岡先生の著書を読むのは4冊目。本当に、先生の幅広い教養と深い思索に裏付けられた、本の内容の広がりには、感嘆する。 ただ、一つ。この…

『動的平衡2』読書感想。

今日(2021/11/26金)、午前中から『動的平衡2』を読み始めて、夕食前のタイミングでなんとか読了できた。 内容は、生物学が好きな人ならグングン読めるだろう。前著『動的平衡』に引き続き、文理問わず各方面に深い教養の根を張る著者の、オリジナリティあふ…

『動的平衡』読書感想

福岡伸一先生の『動的平衡』を、読了した。以下の読書感想文を持って、今日の日記ブログとしたい。 記憶の物質的実体を見つけようとした学者がいた事など、俺はこの本で初めて知った。 生きているとはどういうことか、どうやって学問的にそれをとらえるか、…

ゴッホ展の感想。『悲しむ老人』が俺は一番好きです

友達同士3人で、ゴッホ展に行ってきた。 とても楽しく、展示を見ることができた。このブログ記事で、ゴッホ展の感想を書く。 ゴッホ展専用ウェブサイトをご覧になった方はご存知でしょうが、今回の絵は、有名な一人のゴッホコレクターのコレクションが大半だ…

『ちいろば』読書感想。

聖燈社という出版社から出ている、榎本保郎著『ちいろば』を、地元の図書館には置いてなかったことから、近所の本屋で先日注文してあった。 夕方、その本屋から『ちいろば』が届いたと電話が入り、で、さっき買って。で、先に物理の勉強からやろうと計画して…

『ちいろば先生物語』読書感想。戦争を経て生き方に迷い、そこから立ち直っていく姿に励まされた

たった今、『ちいろば先生物語』を読み終わったところ。 すごい本だった。戦争体験の記述を読んでるときは、こんなつらいすさまじい話、この本のクライマックスはここだなと思いながら読んでたが、どっこい、牧師になってからの生き様も軍隊生活のときと同様…

芝浦と場の「お肉の情報館」を見学してきた

叔父から勧められた本を読み、これはぜひとも芝浦と場に行ってみるべし、と、品川まで足を伸ばした。 順々に説明します。まず、読んだ本は、『いのちの食べ方』(森達也著)。これ、この角川文庫版を読む前に、別で一度読む機会があり、今回は俺にとって再読で…

2021/11/16火の振り返り:『沖縄オバァ烈伝』読書感想。オバァについては読んだだけではダメ、一回沖縄行ってこの目で見ないと

父の弟に当たる叔父が、今も俺を可愛がってくださる。 時々、食材とか本とかを送ってくれて、で、その本のうちの一冊を、たった今読み終わったところ。本の題名は『沖縄オバァ烈伝』。自分では絶対に入手するはずのないチョイスであり、今回も、叔父の好みの…

2021/11/15月の振り返り:ファラデー『ロウソクの科学』読書感想。古典だが読後充実感。

昨晩は、5時間くらい料理してたかな。冷凍庫からこの前下処理したムキタケを出して、大根と一緒に煮物にしたり。今度は鷹の爪を忘れず買っておいたので、入れた。うまくでき、満足。 さて、今日は、ちょっと職業相談をする機関にて面談。短時間のアルバイト…

2021/11/13土の振り返り:朝永振一郎著『物理学とは何だろうか』の感想。ニュートン以降、「物理のために役立つ数学」が登場したのであり、微積分から先はギリシャ哲学的アタマから切り替えなきゃダメ

昨日に引き続き、朝永振一郎著『物理学とは何だろうか』を読み進め、今、読了した。 このブログ記事にて、読書感想文を書いて、今日の振り返りブログにかえたいと、今、Macを開いたところである。 熱力学のところあたりから、出てくる数式の意味がわからず、…

谷崎潤一郎の『文章読本』の読書感想文:みやびのためにあえて文章をあいまいなままにするべきとは俺は思わない

谷崎潤一郎の『文章読本』を、今、読み終わった。読了直後のこのタイミングで、読書感想文をここに書き残しておきたい。 読みながら、高校時代に古文の授業をよくサボっていたことを後悔した。優美、優雅という要素を谷崎は主張するが、そのみやびとは、日本…

2021/11/10水の振り返り:『細雪』下巻の読書感想。全体通しての編集方針にブレを感じるが戦中期の生活の描写は貴重

このところ、病的なまでの朝の弱さが、薄らいできてる気がする。 まずまず俺にしては朝から活動できた。 で、ここ数日取り掛かっていた谷崎潤一郎の『細雪』を、とうとう下巻を読み終え、全体を読了した。まだ午後3時そこそこだが、今日の振り返りブログ日記…

2021/11/09火の振り返り:『細雪』中巻の感想。戦中と戦後をつなぐミッシングリンクだと感じる

昨晩、谷崎潤一郎の『細雪』上巻を読了。読書感想文をブログに書いた。 で、今日、ちょっぴり早起きできて、朝からずっと細雪の中巻を読んでて、今、読み終わったところ。 今日の振り返りブログを、中巻の読書感想文と兼ねようと、この文章を書いている。 中…

『細雪』上巻の感想:美しい日本語で、家族・親族関係について静かに考えさせられる本。が、ちょっと物足りなさも

今、谷崎潤一郎の『細雪』の上巻を読み終わったところ。 読書直後のタイミングで感想文を書き留めておきたく、このブログを書いている。 日本語文化圏において、日本国憲法と同じような役どころを担ってるような気がする。 この細雪って、太平洋戦争末期に執…

三島由紀夫の『文章読本』感想

三島由紀夫の『文章読本』を読み終わりました。 読書直後の状態で感想文をしたためておきたく、このブログを書いています。 小説ではないので、あんまり話の内容についての感想みたいなことは書きようがないのですが。 そもそもこの文章読本を読もうと思った…

『生物と無生物のあいだ』を読んで感じたこと

昨日から読んでいた、『生物と無生物のあいだ』を、今、読了しました。 ちょうど昨日、電車移動が長かったから、その移動時間中にでも読もうかと軽い気持ちで読み始めたんだけど、読了すると、すごい満足。小さい本だけど、ものすごいたっぷりな内容だった。…

『豊饒の海』読了しました。読了直後の感想

深夜01:30頃、これを書いている。今、『豊饒の海』を最終巻まで読了したので、直後の今の状態で感想文をしたためておこうと、パソコンを立ち上げた。 全巻通して、たくさんの衝撃を受けた小説であった。 受験不合格を機に人生を考え直す、という目的に照らし…

2021/10/15金の日記:『豊饒の海』第三巻、読み終わったけど、気分悪いわ

今日は、午前中にちょっと人と会う用事があり、有意義な時間を過ごした。その後、またすぐに地元に帰り、『豊饒の海』第三巻を読み進め、なんとか夜になって読了することができた。 人間の醜さをもろに直視して描き切るこんな文章を、今まで読んだことはなか…

2021/10/13水の日記:『豊饒の海』第二巻を読了しました。その感想文

" data-en-clipboard="true">用事もなく、今朝も早くからは活動できなかったのはここ最近の常であり、この日常が俺は嫌いです…。 ともあれ、読みかけの『豊饒の海』第二巻の読書に取りかかり、なんとか、夜になって、読了することができた。 今日はこれ以外…

「春の雪」を読み終えました

三島由紀夫の『豊饒の海』第一巻、「春の雪」を、今、読み終えました。 いくつか感想は持ったのですが、読み終えてみると、ちょっと途中で感じた感想はどれも陳腐な気がして、ここに書くのは気がひけるのですが。 いや、まず、死を覚悟していたにもかかわら…

『天文対話』読み終わりました。

『天文対話』を、今、読み終わりました。 数学的な細かい説明の箇所が、追っていくことができなかったため、ほぼななめ読みでしたが。 この本は、サルヴィアチ、サグレド、シムプリチオの三人の議論の議事録という形式で書かれてて、その議論は四日間続きま…

天文対話を読んで、セントラルドグマについて考えました

ガリレオの天文対話、岩波文庫で上巻は読み終わりました。今、下巻を読み進めてる最中です。読みながら考えたことを、このブログ記事にしたためておきたく、今、Macを立ち上げたところです。 先に下巻末尾の訳者解説を読んじゃって、その意見を踏まえながら…

シュレーディンガー著『生命とは何か』を読んで考えたこと

シュレーディンガーの『生命とは何か』を、読了しました。その感想文を書きたくて、今、このブログを書いています。 俺、40過ぎて会社を辞めて、大学に入り直そうとしてる最中なんですがね。昔、中退したまんまだったんで。分野は生物学っす。で、9月10日の…