説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

挫折した物理への再挑戦、その現在位置。先は長い

例によって、軽く自己紹介から。高校の理科で物理を避け化学・生物で大学受験し、入ってから物理がわからず挫折した男です。今、物理を勉強しなおし、もう一度大学に行って、物理・化学・生物の三科目をフル活用して卒業まで突っ走りたいという夢を持っています。
 
今の会社での仕事が不本意なので、この境遇から一刻も早く抜け出したいという欲望から、お手軽に入れる、ある大学の社会人入試に食いつき、粘着して調べまわったりしましたが、これは妥協だと思います。いや、この大学が自分のヤリタイコトと合致するカリキュラムだったら全く問題はないのですが、想定されている学生は化学生物選択者。なので、俺の初志からすると物足りないことは明らかです。
 
どんどん若さは失われていきます。なので、入れる大学に一刻も早く入るべし、という考えにも充分うなずけます。なのでこの大学も、どっこい志望校の選択肢として残しておくつもりではあります。
 
並行して、この一週間で、実は会社と話し合いが進んでいます。ゆくゆく会社を辞めて生物学を学ぶために大学に入りなおしたいというこちらの方針について、理解いただくことができました。仕事内容についても、今後調整の手が入りそうです。
 
こうしたサポートから、「一刻も早く会社を辞めたい」という圧力からはある程度解放されつつあり、新しい考え方が湧き出てきました。それは、「いや、短時間勤務でいいじゃん」というものです。前回の記事ではフルタイムの地位は捨てるべきではないと書きましたが、これは、一番効率よく金を稼ぎ、一日でも早く会社を辞めて宅浪を始める日を迎えたいという考え方でした。しかしこれには欠点があって、受験勉強はいつ終わるか先が読めないわけです。なので、見切り発車して宅浪を始めたとして、その後、例えば、不合格のためもう一年、とか、志望校を変更するためもう一年、とか、そういう変化に柔軟に対応できません。金が尽きてゲームセット、という最悪の結果はどうしてでも避けたいところです。すると、バイトで日銭を稼ぎながらの受験勉強継続、というのは、その点ぐっとリスクが低い。
 
物理の話と短時間勤務の話を合わせてのひとまずの結論というか願望は、もう半年正社員を続けて、年明けから可能ならば週20時間勤務に移行、というシナリオです。もう半年、というのにはもう一つ理由があって、前述の社会人入試は社会人経験通算5年という条件があり、それをクリアするためでもあります。
 
さらに周囲と話し合いを進めつつ、まずは英語の勉強から着手しようかと思います。この10月の英検で2級突破を目指し、教材を調達したところです。