説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

農業への転職、不合格。そして、今度は法務への異動を画策中

農業の会社への転職、ダメでした。書類審査で落とされました。
 
そうですね、久々、自己紹介から話を始めましょうか。40過ぎのオヤジになっちゃいましたが、心は青春時代(悪い意味で)の、バイオ研究者を夢見てる男です。物理と数学がめちゃんこ苦手なまま大学に入ってしまったせいで、さんざん苦労した挙げ句に結局1単位だけ足りずに放校となってしまいました。その後一念発起して英国に留学するも、留学中に体調を崩しまして。帰国してしばらく休んでました。で、元気になってきたので、バイオ研究の道に進みたい、と思うようになったのですが、なかなかそううまく行かず。
 
お金がなくては生活していけませんので、仕事をしてます。この仕事、全くの偶然で、建築の会社なんですが、そこの設計部というところに配属となりまして。で、バイオ研究を志していたときの、「身の回りの科学技術を一人ひとりが再検討でき、その危険性を覚悟して生きていける社会を作りたい」という思いは、建築畑からでも実現できないか、と、自分なりに考えました。で、構造力学をマスターして、なんでこの家はこれで安全なのか?という問いに答えられるような建築士となることはできないか、と思い、建築士資格取得に向け、通信教育で大学や専門学校に実際入学して勉強を開始したんです。しかし、図面を引く作業が、本当に苦痛で、苦手で。こりゃあ向いてないよ、と、建築士になる道を断念してしまいました。
 
何回も断念してはまたチャレンジ、を、繰り返して、だんだん徹底的にダメになっていきました。ラストのとどめは、You Tubeの建築関係の動画で紹介されていた、建築学生のための課題、「渋谷109に代わる新たなコミュニティ施設を企画せよ」というのにぶち当たったときにやってきました。このような面白そうな課題に触れたら、本当に建築学が好きな人なら、ワクワクするでしょう。首都圏に住んでる人なら、即座に渋谷に出向いたり、調査をして、で、絵を描いたりしながらイメージを膨らませて、楽しく課題に取り組むことでしょう。ところが、俺は、ワクワクできなかったんです。めんどくせえ、って思っちゃった。で、そんな自分を客観視して、思ったんです。ああ、俺は建築畑にはお呼びでないのだと。
 
そして、建築学を勉強しなくなった俺は、スキルアップしていく芽が完全になくなり、英語の勉強などに逃げながら日々を過ごしていくうち、設計部での仕事が、徹底的に嫌になってきてしまったんです。
 
生物学に少しでもかすってる仕事に転職して、仕事しながら勉強したい、と、思い始めたのは、今に始まったことではありません。実は、この思いは3,4年くらい前から持っていました。で、英語の勉強が一段落したら、そのような転職をしようと心に決めていました。ところが、英検にチャレンジする中で、ギリギリのところで、いや、転職とかじゃなく、もう完全に仕事を辞めて、受験勉強だけに集中したいよ、と、思いが変わってきたんです。そして、英検の試験が終わった直後、職場に、辞めますと宣言。しかし、その後、自分がそのようにできると独力で信じ切ることができず、二日後に職場に、やっぱり辞めたくありませんと、辞意を撤回しました。今から考えると、設計部の仕事を我慢して続けながら、英検の勉強をしていて、溜まったストレスが爆発してしまったのだと思います。
 
そんなすったもんだがあり、で、受験勉強に集中するための退職、というのは思いとどまりました。で、その前からの思いどおりに、生物学に少しでもかすってる仕事に転職、というのを、はじめました。具体的に、狙ってる企業はもうありました。農業の会社です。この会社に、3,4年前からずっと、入りたかったんです。で、念願かなって、会社見学に行くことができました。想像以上の素晴らしいところでした。で、早速、履歴書など必要書類を送って応募したところ、…書類審査で、落ちちゃった。ガビーン農学書とか結構読み進めてたのに。無念です。まあでも、転職とは先方の会社に受け入れてもらわないと成立しないことですからね。俺のことが嫌なら、仕方ないです。
 
その農業の会社以外に、バイオにかすってる仕事内容って、今の俺の視野の中には、もうないんですよ。俺の視野が狭いだけかもしれないけど。大卒でもないし。
 
そもそも、転職というのが、もうかなり厳しい。今回、農業の会社に落ちたことで、そう考えました。
 
なので、今いる会社の中で、異動を願い出るというのはどうだろう、と、今は、考えてます。設計部だから建築学がわかんなくて苦痛なんじゃないか。法務とか、どうかなあ。そういや、今の会社に入社してすぐに、俺、宅建にチャレンジして、見事に短期合格できた経験がある。法務に異動して、仕事をしながら行政書士の試験にチャレンジする、そしてゆくゆくは司法試験、なんて、どうかな。いや実はこのプランも、今言いだしたことじゃなくて、前々から時々考えてたことなんですけども。
 
一つのことにこだわらず、バンバンいろんな道を同時並行して追求していくのが、客観的には、「ブレてる」というふうに見えることも重々承知ですが、俺の中では、ブレてない。法律系資格をまずとって、金を稼いで、その金でバイオ研究をしよう。まずまっさきにそのように考え、安心して、そして法学書など読み始めたりしてる俺がいます。常にコアはバイオ研究です。あ、まあ、建築学に関しては、そのコアのコアの「バイオ」というのを「建築」にすげ替えて、無理やり俺自身を運転してみたのですがね。やっぱりそれではダメだった。やはりバイオ研究こそが俺の人生においての希望の光。それがよくわかりました。
 
さてと。法務に異動が可能かどうか、まずは上司などに、法務での仕事内容はどんなものなのか、異動することは可能なのか、などを、タイミングを見計らって、お聞きすることが次のステップであろうかと思います。
 
先週金曜日に農業の会社からの不合格の知らせを受け、この土日で頭の切り替え。疲れました。でも、勉強せずにはいられない俺です。法学書の入門的なやつを、今、コツコツ読んでます。やはり勉強は楽しい。仕事にロマンを求めなきゃあ、俺は、やっぱり、ダメなんです。設計部に所属しながら、建築学を学ばない、というのは、だから、本当に地獄です。興味・関心のある仕事内容を積極的に求めていかなきゃあ。で、仕事内容に関する勉強を頑張って、で、仕事で活躍し、輝いて、で、お客さんや同僚などとの人間関係を発展させていって、人間的に成長していく。そのような人生を、送りたいです。
 
法律というのがこのブログでは急に出てきた感があると思いますが、20代の頃に司法試験予備校に半年ほど通った経験もあります。大学でトラブったこともあり、自分で法律を学ぶことは、本当に大事なことだと痛感してきた人生でした。今、法学の入門書を読みながら、また新しい知識・見識が増えてきたことがうれしいです。またポシャるかもしれませんが、努力はし続けます。