説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

2021/11/15月の振り返り:ファラデー『ロウソクの科学』読書感想。古典だが読後充実感。

昨晩は、5時間くらい料理してたかな。冷凍庫からこの前下処理したムキタケを出して、大根と一緒に煮物にしたり。今度は鷹の爪を忘れず買っておいたので、入れた。うまくでき、満足。

 

さて、今日は、ちょっと職業相談をする機関にて面談。短時間のアルバイトで、ちょっとでも教える仕事を、自分の受験勉強と並行して始めたいなあと。

 

で、それが終わったら、読書の続き。ファラデーの『ロウソクの科学』を。で、今、読み終わったんで、この振り返りブログの場で、読書感想文を書きたいなあと。

 

確かに古い本で、もっと最新の化学者の書いた参考書とかのほうがより正確な書き方をしてるとは思うけど、でも、やっぱし、読んでよかったなあというのがまず思ったこと。学者の才能が行間から溢れ出てるよ。これ、1861年のクリスマスイベント講演の議事録になってて。ロンドン王立研究所主催の。その当時わかってたことを元に、よく練られた講演なんだと思う。

 

ラスト近くで、ロウソクと人間の呼吸の対比についてが、生物学を収めたい俺としては、特に内容そのものにも関心が持てた。やっぱ、どんな学問分野でも、生き物である人間、自分自身との関連は重要だよね。ということで、生物学をこれからも学んでいこうというモチベーションがさらに高まった。

 

あと、実験で使ってるロウソクが日本からのものであることも、日本人として、読んでてうれしいね。話は飛ぶけどBBCラジオとか聴いてても、イギリス人って、ホント勘違いとかじゃなく、日本に特別関心を持ってくれてるっぽい。結構な頻度で日本のニュースが流れる。ロウソクの科学でも、「日本」っていう単語の出現頻度高し。読むに際しては、そういうお楽しみも、ある。

 

受験化学をこれから本格再開するに際し、モチベーションのビルドアップという、この本を読もうと思った狙いは、充分満たすことができた。もうちょい、数冊、読み残した本があるから、それらを読み通して、それ終わったら、化学は石川正明先生の駿台文庫をどんどこ勉強していこう。よーし、元気出た。