説明責任社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

『古代への情熱』感想。夢のためにがんばりとうとう成功した稀有の人物、シュリーマン

シュリーマンの『古代への情熱』を読み終わった。読んだ直後の状態で、早速感想文をここに書き残す。

語学で食い扶持を稼ぎ、夢である生物学研究へと進んでいきたい、ついては語学の天才であるシュリーマンの本を読み直して、今の自分の語学勉強法にテコ入れをしたい。そう思って、読み始めたのであった。

しかし、そもそも、まず大きな学問的志を持ち、別の方法でお金を稼いでその学問的志を成し遂げよう、という生き方そのものが、十代の頃から読んでるこの『古代への情熱』に大きく影響されての発想なんだよ、多分。単に語学うんぬんとかじゃなく。

読んでない人のために、さらっとこの本の内容を、まとめてみる。ドイツの牧師の息子が、学業の途中で家が傾きお金がなくなって、回り回ってオランダへと流れ、ようやく成功をつかむ。そして、小さい頃からの夢だったトロイア遺跡の発掘に私財を投じ、そして成功してしまう、というサクセスストーリー。

で、どうやってまずは商売上の成功をつかんだかだが、シュリーマンは語学に目をつけ、ガンガンいろんな言語を独学で習得し、その語学力を商売に生かしたのだった。興味のある方は、新潮文庫版なら26~27ページを直接読むことをおすすめします。音読すること、作文をして訂正指導を受けそれを暗記すること、などなど、実践的なアドバイスがギュッと詰まってます。

商売上の成功をいかにしてつかんだかの話は、しかし、すぐに終わってしまって、本の残りは、彼の学問的成功について、すなわち考古学の話になってしまう。ので、数年前にこの本を再び入手したときは、語学に関係する部分以外は読まなかった。けど、今日は、考古学の話もスルーせず、シュリーマンの全体像を心に結びたく、通しで読んだ。良かった。語学の学習法は、あくまでテクニックであり、本当に大事なのは、彼は夢を持ち続け、そのために語学や商売もがんばれたということだ。俺の夢ってなんだろう?生物学研究だ。その夢に向かって、大変なことも、乗り越えていく。そういう人生を、歩んでいきたい。

さてさて、それはそうとして、目先のテクニックの話も大事。生物学研究に、お金の面からも学術の面からも、英語をマスターする必要に迫られている。英検1級を取れば塾講師で稼げるお金も違ってこようし、学術論文は英語で読み書きできなきゃ歯が立たない。このブログをアップし終わったら、シュリーマンのメソッドを今一度再確認し、取り入れられるところは大胆に取り込んで、英語学習法をブラッシュアップする予定。