説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

中学の地理の教科書を読んだ感想

塾講師としての仕事の幅を広げるべく、中学各科目の教科書を読み漁ってるここ最近。その一環で、たった今、地理の教科書を読み終わった。この直後のタイミングで、感想文を書いておきたく、Macを開いたところである。

読んだ教科書は、帝国書院の『中学生の地理』。合わせて、新興出版社の『教科書ぴったりトレーニング』っていう教科書準拠問題集の、この帝国書院の地理に対応したやつも同時進行で問題を解きながら、教科書の読書作業を進めた。

非常に面白く読んだが、地理の前に読んだ歴史の教科書の方が、面白かった。心に突き刺さる内容がガンガンあったんで、歴史は。地理は、その点、安心して読み進めることができ、平和な読書の旅だった。

社会の中の理科、って感じだったな。地理でカンドコロになるポイントって、もろ自然科学が関わるところだから。例えば、アメリカ農業の適地適作って具体的にはどうやるの?とかって考え始めると、どうしても理科をやんなきゃそれ以上はわからんわけで。

あと、歴史の教科書を読んで考えたことで、地理を読んでても同じように考えたことがある。いや、経済学って大事だよね、と。持続可能な社会を実現し、日本や世界でどんどん共存共栄を図っていこうよ、って、具体的には経済学が一番ストレートにそういう問題にアクセスできるんじゃないかな。

もー俺、文転しよっかな?バイオ崩れの40代で、もう一回大学行こうとしてるんだけど、まあバイオを止めはしないけど、経済学も本当に興味出てきちゃったよ。

えーと、感想、感想。他にはね、そうだなあ、中京工業地帯の重要性には感じ入った。読もう読もうと思いつつ読んでなかった『トヨタウェイ』とか、これを機に時間作って読もうかな。リニア新幹線が開通したら、東横線副都心線が相互乗り入れしたときの渋谷と新宿と池袋みたいに、東京と名古屋と大阪が融合してくんじゃないか。そしたら、トヨタのお膝元の名古屋に、政治経済が吸い寄せられていったりしないかな。でもまあ濃尾平野関東平野の大きさが違いすぎるんで、やっぱし東京の一極集中は今後100年くらいは安泰かな。世界的には、香港&深センとかには抜かされてくんだろうけどさ。

あー、面白かった。次は、公民の教科書を読む。楽しみ。