説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

第一教科書と明洞のり巻きに行ってきた

大学中退ヤローの40代塾講師です。今日は、大久保に行ってます。

生徒指導の都合で、時々、大久保の教科書販売所に行きます。小中高の検定教科書ってのは、都内だと5箇所しか直接店頭販売はしてなくって、その中でもこの大久保の第一教科書さんは俺の好きな店です。広い店内に各教科書を、開架、つまり手に取れる状態で置いてあって。

で、その帰りがけに、ここ最近、大久保でランチしてくようになりまして。

で、さらに、夜な夜なネットで調べたところ、まあちょっとは知ってはいたんですが、大久保からちょい足を伸ばして新大久保あたりに行くと、でっかいコリアンタウンがあるんですね。そこで、まずビギナーとしては、「明洞のり巻き」(後記 明洞はミョンドンと読みます)という名前の店に行って、韓国風のり巻きを食べてきたいなと、ひそかに計画を練ってました。そしてとうとう、また第一教科書に行く用事ができた、すなわちまた別の教科書を買う必要ができましたので、今日、大久保入りしてる次第です。はい、今、大久保エリアにいます。

第一教科書は大久保駅から徒歩1分のところにあり、そこでまず目的の教科書をゲットしました。それから、新大久保へ、徒歩。の途中で、なんか、絵のお店の前でチラシを配ってるねーちゃんがいて、チラシをうっかり受け取ったら、店に案内されて、で、何か買ってくださいときた。お昼ごはん食べたらまた来ますっつったら、みんなそう言って戻ってこないんです、何か買ってご協力ください、だと。とうとう、うっかり、俺、500円のなんかホログラフィーのカードみたいんを、買ったわ。まあ机に飾ります。

で、新大久保駅も通り過ぎ、すぐのスクランブル交差点みたいなとこを通り過ぎると、ボッカリと花開いていた韓国街。にぎわっていた。なんと表現しよう?歩いてるだけでウキウキしてくるんよ。日本と明らかに違う、例えば男がメチャ綺麗にしてたりとか、そういう文化の一つ一つが、当たり前のようにそこにある。それが、実に刺激的で、そしてその刺激っていうのは、この街に来る人全員が無料でいくらでも享受できるのだ。

ただ、光があれば闇もある。なんか、薬品っぽい甘く危険な香りを、ガードレールの下とかで、ちょいちょい、かいだ。何の匂いなんだろう?情報通じゃないからこれ以上はこのブログ上で分析できないが、多分、コワイことも多くある街なんだろうとは思った。

そんな、好ましく危険な喧騒の中を、ズンズン歩いて、とうとう見つけた、明洞のり巻きさん。店に初めて入る時、ちょっと気後れしたが、勇気を出して入ってみたら、入れた。複数人で来てる人もたくさんいたが、お一人様もチラホラいた。ので、俺も、全然問題なかった。ほどなくして注文。プルコギのり巻きをチョイス。

トイレだったかで席を外してた隣の人が、戻る。超綺麗に金髪にしてた、若いにーちゃんだった。俺と彼が隣同士で飯を食うってのが、世界ってのはこうも矛盾に満ちたものなんだなと、しみじみ思った。あと、すっげえ韓国のお母さんとかもいて、俺、会計と一番近い席だったんだけど、そのお母さんの韓国語を間近で聞いたり。そのお母さんも、お一人様の客の一人だった。

ああ、で、プルコギのり巻きだが、「プルコギ」っていうからガッツリした焼肉を期待してたのに、なんか貧弱なひきにくのそぼろだった。あと、「バンチャン」っていうのかな、お通しみたいなのも、俺が事前の情報収集の段階で怖れていた通り、カクテキっていう、四角いキムチひと皿のみだった。例えば隣のにーちゃんは、なんか冷麺?みたいのを注文してて、彼のバンチャンは3皿だった。いや、だからよー、ビギナーの俺としてはここで学んだわけよ。あんな新大久保の一等地で、ランチに1000円は欲しいわけよ、店側としては。そこを、プルコギのり巻きは850円だろう?だから、バンチャンはひと皿なんだ。もっとまともに韓国料理、バンチャンたっぷりの韓国料理を楽しみたかったら、少なくとも1000円は出さなきゃダメなんだ。ってことがわかった。

まあ、でも、その学びは学びとして、今日のこのプルコギのり巻き、とてもおいしくいただきました。

帰り道、新大久保の駅を通り過ぎ、マクドがあったんで、マクドで小休止して、この大久保の小旅行記を、記憶が鮮明なうちに、大久保の片隅でしたためてみました。このマクドも、2階席、3階席まであるんだけど、移動の階段が狭いこと狭いこと。これ、火事にでもなったら逃げらんなくて死ぬぜ?(後記 帰りがけに確認、階段の幅自体は普通だが、2階から3階に上がるために一旦建物外に出たりと、やはり複雑でヤバい)で、モバイルオーダーの席ナンバーがなかったんで、1階で店員さんに確かめると、はい、席まで持ってきてくれるサービスはやってないですとのことだった。そういうところにアジアを感じて逆に喜んでる俺みたいなやつがいるから現状が変わらないのかもしれない。

また大久保に来る機会があれば、またコリアンタウンにも行って、明洞のり巻きの別メニュー、もしくは別の店にトライしてみたいと思いました。