説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『認められぬ病』読書感想

柳澤桂子著『認められぬ病』(中公文庫)を、読了した。柳田邦男による解説を読む前に、自分の言葉で感想をしたためておきたい、と、この文章を書いている。 現代医療の抱える問題点を、理知的に情熱的にえぐる内容だった。 また、俺は、バイオ研究に身を投じ…

『アルコール問答』読書感想

なだいなだ著の、『アルコール問答』という本を、読み終わった。その感想を書く。 ワンテーマに絞ってあって、勉強になった。アルコール依存を抱えた患者さんを、どう治療していくかっていうのを、深堀りしていく内容。 アル中の歴史から説き起こしたり、自…

今年も年末に横浜をほっつき歩いてきました

横浜出身の俺は、ここのところ年末恒例のボッチ行事、昔の記憶をたどりに一人で横浜の街をほっつき歩くというイベントを、今年も律儀にこなしてきました。 今年は、京浜急行の南太田から歩き始めて伊勢佐木町、馬車道を抜け海に至るというコースを計画。 12…

『洞窟オジさん』読書感想

『洞窟オジさん』という本を、読了した。その感想を書く。 親からの虐待に耐えかね、13歳で家出してサバイバル生活を43年続けた男性の話。 エピソードの一つ一つに目を見張った。新設にしてくれた人の話とか、魚を売った話とか。 保嶋さんっていう女性が、社…

『セント・メリーのリボン』読書感想

稲見一良という作家の、『セント・メリーのリボン』という小説を読み終わった。その感想を書く。 今俺の手元にあるのは、光文社文庫の「新装版」で、表題作を含む5本の短編が掲載されている。それらを通しで読み、で、巻末の、東えりかという人による解説を…

早稲田大学に行ってきた

塾講師してて、生徒を送り込む先について知っておくのは良かろうと思い、昨日、天下の早稲田大学へと行ってみた。そのことについて、少し、書く。 カレンダーを見たら、2023年内の通常授業は12月25日(月)までだと書いてあった。年内に現場を踏みたい、せっか…

『ムツゴロウの青春記』読書感想

『ムツゴロウの青春記』という古い本を手にしているのは、これは叔父からのプレゼントである。父の弟に当たるその人は、俺にも目をかけてくれていて、本やキノコなど、時々、いろいろなものをお送りくださる。 そのような本が、溜まってきていた。確実に俺の…

転職話はパー、なんとか塾講師職に再度本腰

久々の投稿になってしまった。前回のブログ記事アップ以来、ちょうど一ヶ月が経った。 大揺れに揺れたひと月だった…。転職の話は結局ナシになり。ダッシュで塾講師の仕事に戻り、なんとか出来うるベストな手は打ってるつもり。 やっとこさ、塾での授業準備に…