説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

今年も年末に横浜をほっつき歩いてきました

横浜出身の俺は、ここのところ年末恒例のボッチ行事、昔の記憶をたどりに一人で横浜の街をほっつき歩くというイベントを、今年も律儀にこなしてきました。

今年は、京浜急行の南太田から歩き始めて伊勢佐木町馬車道を抜け海に至るというコースを計画。

12月29日を予定していたところ、28日の夜に興奮して一睡もできず。寝ること自体をあきらめ、今住んでるとこの駅を始発で出発。横浜駅に朝の6時ちょい過ぎくらいに到着。まだ暗かったと思う。ジョイナス前のマクドにて小休止。

このイベントは電車移動が長いため、溜まっていた積ん読の本を一気に読破する、というミッションとセットなのである。で、昨日から読み始めてた本、『洞窟オジさん』を、横浜のマクドで読了。外は明るくなっていた。

マクドをはけ、すぐそばの「鈴一」という立ち食いそば屋で天ぷらそばを食す。これも計画していたことである。

そして、京浜急行で南太田へ電車移動。で、ウォーキングスタート。早朝の街は歩いていて気持ちよく、一睡もしてなくてますますハイになって幸せいっぱいで歩みを進める。街はだんだん伊勢佐木町の姿を取り始めていく。ずんずん歩いて、黄金町近く、日の出町近くと進んでいき、関内手前のドトールに、ここは確か去年もお世話になったとこだが、今年もここに入る。

次に用意してあった本、『アルコール問答』(なだいなだ著)に着手。切りのいいとこまで読んで、10:00を待つ。どうしても、有隣堂本店の中に入って、色々見たかったのだ。

無事、10時を過ぎ、ドトールをはけて、有隣堂本店へ。トイレも借りて、30分くらいは遊ばせてもらった。

それからまたどんどん北上し、馬車道へ。ところが、エリアがエリアだけに、また、時間帯も良い感じになってきちゃって、カップルや家族連れ、お友だちグループの観光してる人たちがワンサカ道にあふれてきちゃって。なんとか、ハンマーヘッド?なんか、船のターミナルみたいなとこに到着したのだが。時刻は11時ちょい前。2階フロアへのメチャ長い行列ができちゃってて、事前に俺はそんな混んでると思わなかったから、ぼんやりと、鎌倉のお菓子メーカーが出店してるって知って、クルミッコってやつをおみやげに買って帰ろうかと思ってたんだけど、行列に恐れをなして、11時を待たずして退散。左に折れ、海沿いに「女神橋」なる良い感じの橋を渡る。ヨット型のインターコンチネンタルの建物の脇を抜け、少し進んでからエスカレーターで地下に潜ると、みなとみらい駅に到着。横浜エリアをあとにした。

横浜でまた途中下車して、スカイビルにあるスカイスパってとこにてゆっくりする、という選択肢もあったが、結構高いし、せっかくみなとみらい線東横線が直通なんで、そのまま、今年の横浜旅行は、横浜から完全撤退することを決断。

で、短期間だが住んだことのある「元住吉」という川崎市の駅に途中下車。ずっと気に入ってるカレー屋さんの「パピー」に入店。このミッションも、地味にコツコツ長く続けてる習慣なのである。で、お昼時でかなり混んでおり、待ち時間に、この旅行記をしたためているところだ。

あんまり観光名所っぽいところに良い時間帯に足を踏み入れるのは、今後は避けよう。勉強になった。だからよー、例えば、出発地点を馬車道にして、南太田を到着地点に選べば、もっと今日の流れはスムーズだったんちゃうの。

と、店が混み混みで、カレー食った皿とかダッシュで片付けられちゃったんで、さっさとここをはけなきゃな感じになってきた。えーと、もっと他に、反省は、と。考えたことは、と。そうだな。鈴一だのパピーだの、うまいとかまずいとかじゃない理由で飯食ってる。完全徹夜明けで身体のバイオリズムはめちゃくちゃになっており、そこにそばだのカレーだのを流し込む俺。年を取ると、こういうしがらみみたいな飯が、ボッチのときにさえも増えてくるものなのかな。ま、悪い気はしないんで。

帰ろ、帰ろ。店が混んでる。