説明責任の行き届いた社会を目指して

大昔、生物学者になりたかった40過ぎが、今また再チャレンジ

01-01 本や映画などの感想

『細雪』上巻の感想:美しい日本語で、家族・親族関係について静かに考えさせられる本。が、ちょっと物足りなさも

今、谷崎潤一郎の『細雪』の上巻を読み終わったところ。 読書直後のタイミングで感想文を書き留めておきたく、このブログを書いている。 日本語文化圏において、日本国憲法と同じような役どころを担ってるような気がする。 この細雪って、太平洋戦争末期に執…

三島由紀夫の『文章読本』感想

三島由紀夫の『文章読本』を読み終わりました。 読書直後の状態で感想文をしたためておきたく、このブログを書いています。 小説ではないので、あんまり話の内容についての感想みたいなことは書きようがないのですが。 そもそもこの文章読本を読もうと思った…

『生物と無生物のあいだ』を読んで感じたこと

昨日から読んでいた、『生物と無生物のあいだ』を、今、読了しました。 ちょうど昨日、電車移動が長かったから、その移動時間中にでも読もうかと軽い気持ちで読み始めたんだけど、読了すると、すごい満足。小さい本だけど、ものすごいたっぷりな内容だった。…

『豊饒の海』読了しました。読了直後の感想

深夜01:30頃、これを書いている。今、『豊饒の海』を最終巻まで読了したので、直後の今の状態で感想文をしたためておこうと、パソコンを立ち上げた。 全巻通して、たくさんの衝撃を受けた小説であった。 受験不合格を機に人生を考え直す、という目的に照らし…

「春の雪」を読み終えました

三島由紀夫の『豊饒の海』第一巻、「春の雪」を、今、読み終えました。 いくつか感想は持ったのですが、読み終えてみると、ちょっと途中で感じた感想はどれも陳腐な気がして、ここに書くのは気がひけるのですが。 いや、まず、死を覚悟していたにもかかわら…

『天文対話』読み終わりました。

『天文対話』を、今、読み終わりました。 数学的な細かい説明の箇所が、追っていくことができなかったため、ほぼななめ読みでしたが。 この本は、サルヴィアチ、サグレド、シムプリチオの三人の議論の議事録という形式で書かれてて、その議論は四日間続きま…

天文対話を読んで、セントラルドグマについて考えました

ガリレオの天文対話、岩波文庫で上巻は読み終わりました。今、下巻を読み進めてる最中です。読みながら考えたことを、このブログ記事にしたためておきたく、今、Macを立ち上げたところです。 先に下巻末尾の訳者解説を読んじゃって、その意見を踏まえながら…

シュレーディンガー著『生命とは何か』を読んで考えたこと

シュレーディンガーの『生命とは何か』を、読了しました。その感想文を書きたくて、今、このブログを書いています。 俺、40過ぎて会社を辞めて、大学に入り直そうとしてる最中なんですがね。昔、中退したまんまだったんで。分野は生物学っす。で、9月10日の…